東鉄工業は、鉄道関連工事を中核とする総合建設企業です。
東証プライム市場に上場しており、東鉄工業へのエントリーを検討している就活生のなかには、「高学歴に学生しか入社できないのか?」「自分と同じレベルの大学から採用実績があるのか?」といった不安を感じる人も多いのではないでしょうか?
結論からお伝えすると、東鉄工業は幅広い大学から採用実績があり、学歴によるフィルターはないと言えます。
学歴に自信がない人でも、しっかり就活対策をすることで内定を獲得することは可能です。
本記事では、選考対策の方法や役立つサービスを紹介しています。
内定を獲得するためのポイントについても解説しているので、気になる方はぜひ参考にしてください。
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東鉄工業について
まずは、東鉄工業の会社概要や新卒採用状況について説明します。
会社概要

東鉄工業株式会社(TOTETSU)は、鉄道インフラを中心とした総合建設企業で、線路、土木、建設、環境の4つの領域で事業を展開しています。
新幹線・在来線の線路新設・保守・改良工事、橋梁・トンネル・高架橋の土木工事などを通じて、鉄道という日本の重要な社会インフラを支えています。
JR東日本グループのパートナー企業として、鉄道の保守・建設分野で圧倒的な実績を誇る企業です。
会社名 | 東鉄工業株式会社 |
設立 | 1943年7月 |
事業内容 | 建設事業・不動産事業・その他事業(線路・土木・建築・環境等の各事業) |
所在地 | 〒160-8589 東京都新宿区信濃町34 JR信濃町ビル4階 |
東鉄工業の募集職種
東鉄工業の新卒採用では、2つの職種から選択してエントリーすることができます。
技術系総合職の一部では、特定学科からの採用のみ行われているので注意しましょう。
コース | 主な業務内容 | 募集対象 |
---|---|---|
技術系総合職 | ・線路部門(軌道系):線路工事の施工管理等 ・線路部門(機械系):大型保線機械を使用した軌道修繕等 ・土木部門:土木工事の施工管理、積算、エンジニアリング等 ・建築部門(建築系):建築工事の施工管理、設計、積算、エンジニアリング等 ・建築部門(設備系):空調・衛生設備工事、電気設備工事の施工管理、設計等 ・環境部門:環境全般の技術家営業、設計、積算等 | ・線路部門(軌道系):全学部 ・線路部門(機械系):機械系学科 ・土木部門:理系学部 ・建築部門(建築系):全学部 ・建築部門(設備系):全学部 ・環境部門:全学部 |
事務系総合職 | ・事務系:管理業務(総務・経理・人事・システム・営業・経営企画等) ・システム系:システム管理業務等 | 全学部 |
東鉄工業の採用大学
東鉄工業の採用大学について解説します。
東鉄工業の採用大学と偏差値
東鉄工業の採用大学と大学ごとの偏差値を調査すると、以下のようになりました。
ランク | 採用大学 |
---|---|
偏差値 65〜 | 早稲田大学 |
偏差値 60〜64 | 青山学院大学、明治大学、立教大学 |
偏差値 55〜59 | 学習院大学、芝浦工業大学、明治学院大学、千葉大学、中央大学、横浜市立大学、同志社大学、北海道大学、法政大学、立命館大学 |
偏差値 50〜54 | 宇都宮大学、専修大学、東京都市大学、東洋大学、東京理科大学、國學院大學、埼玉大学、成蹊大学、日本女子大学、工学院大学、成城大学、広島大学 |
偏差値 45〜49 | 実践女子大学、摂南大学、愛知工業大学、愛媛大学、共立女子大学、群馬大学、東京農業大学、秋田大学、北里大学、近畿大学、東京経済大学、東京電機大学、新潟大学、茨城大学、獨協大学、日本大学 |
偏差値 40〜44 | 千葉経済大学、国士舘大学、大東文化大学、大阪工業大学、神奈川大学、玉川大学、東海大学、東京工芸大学、東北学院大学、山梨大学 |
偏差値 〜39 | 浦和大学、金沢工業大学、西日本工業大学、八戸工業大学、日本工業大学、日本文理大学、山梨学院大学、城西大学、ものつくり大学、淑徳大学、新潟工科大学、阪南大学、広島工業大学、室蘭工業大学、大阪産業大学、関東学院大学、駿河台大学、東北工業大学、亜細亜大学、桜美林大学、拓殖大学、前橋工科大学 |
採用実績がある大学の平均偏差値は44.8となりました。
偏差値の高い大学に偏らず幅広い大学から採用実績があり、人物重視の採用を行っていることを示しています。
平均偏差値50以下の大学からの採用がボリュームゾーンとなっており、学歴に自信のない就活生にもチャンスがあります。
対策をしっかり行って面接でアピールできれば、内定獲得の可能性は十分にあります。
東鉄工業の就職難易度は高いのか?
東鉄工業は、大卒初任給28万円、年間休日125日と好条件の企業ですが、就職難易度はそこまで高くないと考えられます。
ここからはその理由を解説していきます。
採用人数が比較的多い
東鉄工業の新卒採用人数は例年60名〜80名で、比較的多いです。
内定を狙うには十分な採用枠があると考えられます。
年度 | 採用人数 | 男性 | 女性 |
---|---|---|---|
2024年 | 81名 | 73名 | 8名 |
2023年 | 56名 | 52名 | 4名 |
2022年 | 63名 | 56名 | 7名 |
多様な大学から採用実績がある
前述したとおり、東鉄工業は様々な大学から採用実績があり、人物重視の採用を行っていると考えられます。
採用大学の偏差値の平均は50未満となっており、学歴に自信がない就活生でも十分に内定を狙えます。
知名度が高くない
東鉄工業は鉄道業界では有名ですが、一般的な知名度は大手メーカーやゼネコンに比べると控えめです。
建築・土木系学科の学生や、鉄道業界・専門インフラ志望の就活生には選択肢として知られていますが、文系学生や大手志望の就活生にはあまり知られておらず、応募者が多くなり過ぎない傾向にあります。
東鉄工業の選考プロセスと対策
ここからは、東鉄工業の選考フローについて解説します。
東鉄工業の選考フロー
東鉄工業の選考フローは以下の通りとなっています。
- エントリーシート
- 面接
- 内定
エントリーシート
まずはエントリーシートを作成し、提出します。
企業ごとに求められる項目が異なりますが、どの企業でも聞かれるような項目についてはあらかじめ準備しておきましょう。
- 自己PR
- 長所・短所
- ガクチカ
- 大学での専攻
面接
エントリーシートと適性検査を通過したら、複数回面接が行われます。
面接は答えが決まっておらず、対策が難しい選考だと言えるでしょう。
面接対策のポイントは、自信がつくまで繰り返し練習することと、誰かに面接官役をやってもらい客観的な意見をもらうことです。
模擬面接の面接官役は大学のキャリアセンターで依頼できます。
また、就活エージェントを利用すればプロ目線のアドバイスをもらうことができるので、面接に苦手意識がある人は登録しておきましょう。
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選考対策のポイント
就活生からの人気が高く就職難易度の高い企業の内定を獲得するためには、他の就活生を差をつける対策が必要です。
競争が激しい中で、単に応募するだけではなく、準備や対策を早い段階から計画的に進めることが大切です。
難関企業を狙う就活生が選考を突破するために重要なポイントは以下の3つです。
- 選考対策は早めにスタートする
- 自己分析は中途半端に終わらせない
- 行き詰まったら他人の力を借りる
選考対策は早めにスタートする
就職活動の選考は、企業によって早い段階から始まります。
特に大手企業や人気企業では、早期選考やインターンシップが重要な位置を占めており、タイミングを逃すとただでさえ倍率の高い選考のハードルがさらに上がってしまうことになります。
就職活動は大学3年次の5月〜6月ころに始めるのがベストです。
インターンシップの募集がスタートするタイミングなので、ナビサイト等に登録して積極的にインターンシップに参加しましょう。
インターンシップに参加すると、リクルーターがついて選考で有利になったり、早期選考に呼ばれて特別ルートでの選考機会をもらえることがあります。
今からインターンに参加できるようであれば、必ず参加するようにしてください。
自己分析は中途半端に終わらせない
自己分析は、就活の土台となる非常に重要な作業です。
自己分析を通じて、自分がどのような強みや弱みを持っているか把握し、志望動機をより明確にできたり、自己PRを効果的に行えるようになります。
しかし自己分析を中途半端に終わらせてしまうと、自己PRが曖昧になったり、面接で自分のことをうまく伝えられなくなってしまいます。
自己分析をしっかりと行うためには、過去の経験を振り返り、自分がどのような状況で活躍できたのか、どんな人の役に立つことができるのかを掘り下げて考えることが大切です。
同時に、苦手なことや強みを発揮しづらい環境などについても理解する必要があります。
自己分析をなんとなく終わらせている就活生は、自分のネガティブな部分と向き合えていない学生が多いです。
自分の強みだけでなく、弱みについても目をそらさずに受け入れ、言語化できいる状態にしましょう。
手っ取り早く自己分析に着手したい人は、OfferBoxの自己分析ツール「Analyzeu+」を使ってみてください。
直感的に回答できる設問に答えるだけで、自分の強みや思考スタイルを把握することができます。
設問数は251問と多いですが、簡単に回答できるものばかりで30分程度で診断結果を確認できます。
行き詰まったら他人の力を借りる
就職活動で行き詰まったら、自分の力だけで解決しようとせず他人の力を借りましょう。
友人や家族、先輩、就活のプロなど、他者からのアドバイスやフィードバックを受けることで、自分の考え方やアプローチを見直すことができます。
就職活動は人生の転機になることもある重要なタイミングです。
一人で解決することにこだわらず、他の人の目線でアドバイスをもらいましょう。
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