足利銀行は栃木県に本店を置く地方銀行で、地元の就活生を中心に人気の高い企業です。
・高学歴の学生しか入社できないの?
・自分と同じ大学からも採用実績はある?
こんな風に考えている就活生も多いのではないでしょうか?
結論からお伝えすると、足利銀行は幅広い大学から採用しており、高学歴の学生だけを採用しているわけではないと言えます。
学歴に自信がない人でも、しっかり就活対策をすることで内定を獲得することは可能です。
逆に、学歴があってもなくても、就活対策をせずに内定を獲得するのは困難です。
本記事では、選考対策のポイントや対策に役立つサービスを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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足利銀行について
まずは、足利銀行の事業や理念について説明します。
会社概要

足利銀行は栃木県内を中心に、茨城県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都に店舗を展開する地方銀行です。
事業内容は預金、貸出、信託、為替、証券、保険など、一般的な銀行業務で、地域のニーズを把握し、地域に根差したサービスを提供しています。
近年、デジタル化にも力を入れており、インターネットバンキングやスマートフォンアプリの拡充など、顧客の利便性向上に注力しています。
会社名 | 株式会社足利銀行 |
設立 | 1895年10月 |
代表者 | 取締役頭取 清水 和幸 |
事業内容 | 普通銀行業務 |
所在地 | 〒320-8610 栃木県宇都宮市桜四丁目1番25号 |
足利銀行の理念
足利銀行の経営理念は以下の通りとなっています。
存在意義
豊かさの創造に寄与する
足利銀行は、地域の総合金融機関として、地域社会のすべての人々の豊かさの創造に寄与しつづけます。
経営姿勢
地域と共に生きる
足利銀行は、お客さま本位の精神のもとに、地域と共に生きる開かれた銀行として積極的で健全な経営を進めます。
行動基準
誇りと喜びをもって行動する
わたくしたちは、自らの使命・役割をよく理解し、たえず自分を磨き、高め、誇りと喜びのある行動によって、人々の期待と信頼に応えます。
引用:足利銀行
足利銀行の採用大学・就職難易度
それでは、足利銀行の採用大学や就職難易度について解説していきます。
足利銀行の採用大学
足利銀行は、以下の大学から採用実績があります。
青山学院大学、秋田県立大学、足利工業大学、亜細亜大学、跡見学園女子大学、茨城大学、宇都宮大学、宇都宮共和大学、桜美林大学、大妻女子大学、お茶の水女子大学、神奈川大学、金沢大学、関西大学、関西学院大学、関東学院大学、学習院大学、学習院女子大学、九州大学、共栄大学、京都女子大学、共立女子大学、群馬大学、群馬県立女子大学、慶應義塾大学、國學院大學、国士舘大学、駒澤大学、埼玉大学、作新学院大学、静岡大学、芝浦工業大学、昭和女子大学、白百合女子大学、信州大学、実践女子大学、順天堂大学、城西大学、上智大学、成蹊大学、聖心女子大学、成城大学、清泉女子大学、専修大学、大正大学、高崎経済大学、拓殖大学、玉川大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、津田塾大学、都留文科大学、帝京大学、東海大学、東京大学、東京学芸大学、東京経済大学、東京工業大学、東京女子大学、東京農業大学、東北大学、東北学院大学、東洋大学、同志社大学、獨協大学、奈良女子大学、新潟大学、日本大学、日本女子大学、白鴎大学、一橋大学、フェリス女学院大学、福島大学、文教大学、法政大学、武蔵大学、武蔵野音楽大学、明治大学、明治学院大学、山形大学、横浜国立大学、立教大学、立正大学、立命館大学、麗澤大学、早稲田大学
難関国立大学や早慶上智、MARCHといった高学歴層に限らず、全国の様々な大学から採用されています。
足利銀行に学歴フィルターはなく、選考対策を行って面接でアピールできれば、内定獲得のチャンスは十分にあります。
足利銀行の就職難易度
足利銀行の新卒採用人数は70名前後で、推定倍率は25倍程度であると考えられます。
栃木県の就活生を中心に人気が高い企業で倍率が高いため、しっかりと選考対策をしてエントリーしなければ内定を獲得するのは難しいと言えます。
なるべく早い時期から自己分析や企業分析などの選考対策をスタートし、できればインターンシップに参加して、他の就活生に差をつけるようにしましょう。
足利銀行の選考フロー
ここからは、足利銀行の選考フローについて解説します。
足利銀行の選考フロー
足利銀行の選考フローは以下の通りとなっています。
- 応募コース選択
- エントリーシート
- 適性検査
- 面接
- 内定
応募コース選択
足利銀行では、本部およびすべての営業店に配属可能性があるFコースと、転居を伴う異動のないAコースの2コースが用意されています。
初期配属や業務内容に大きな違いはありませんが、初任給や手当などに差があるので、自身のキャリアイメージを考慮してエントリーコースを選択しましょう。
エントリーシート
応募コースとエントリー企業が決まったら、エントリーシートを提出します。
企業ごとに求められる項目が異なりますが、どの企業でも聞かれるような項目についてはあらかじめ準備しておきましょう。
- 自己PR
- 長所・短所
- ガクチカ
- 大学での専攻
適性検査
足利銀行の選考では適性検査が実施されます。
苦手意識を持っている人も多い適性検査ですが、しっかりと対策すれば必ず合格ラインに到達することができます。
エントリーシートや面接と違って適性検査には解法や正解があり、繰り返し対策することで必ず力をつけることができます。
適性検査にはSPIや玉手箱などいくつか種類があるので、実施される適性検査に応じた対策本を購入する必要があります。
足利銀行で採用されている適性検査は「玉手箱」と「TAL」のようです。
2つの適性検査のうち、TALは質問の意図が読めず対策できないように設計されているため、対策に時間を割かず、素直に回答するように心がけましょう。
あなたが「手に持ってもよい卵」はどれですか。以下7つから、2つを選んでください。
- 生卵
- うずらの卵
- 模型の卵
- 産みたての卵
- 殻を剥いていないゆで卵
- 殻を剥いてあるゆで卵
- 殻を剥いて輪切りにしたゆで卵
一方玉手箱は対策が必須で、問題数が多く1問あたりにかけることができる回答時間が短いため、対策をして出題形式に慣れておく必要があります。
対策の王道は1つの対策本で反復練習することです。
ある程度の問題数が収録されている問題集を購入して繰り返し解きましょう。
おすすめの対策本は「SPIノートの会」の「これが本当のWebテストだ!【玉手箱・C-GAB編】」です。
頻出の形式から対策することができ、問題形式ごとの解法も丁寧に解説されているため、玉手箱の対策を一から始める人におすすめの対策本です。
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面接
エントリーシートと適性検査を通過したら、複数回面接が行われます。
面接は応募企業ごとに行われるため、併願している場合は応募企業別に面接を受けることになります。
面接は答えが決まっておらず、対策が難しい選考だと言えるでしょう。
面接対策のポイントは、自信がつくまで繰り返し練習することと、誰かに面接官役をやってもらい客観的な意見をもらうことです。
模擬面接の面接官役は大学のキャリアセンターで依頼できます。
また、就活エージェントを利用すればプロ目線のアドバイスをもらうことができるので、面接に苦手意識がある人は登録しておきましょう。
選考対策のポイント
就活生からの人気が高く就職難易度の高い企業の内定を獲得するためには、他の就活生を差をつける対策が必要です。
競争が激しい中で、単に応募するだけではなく、準備や対策を早い段階から計画的に進めることが大切です。
難関企業を狙う就活生が選考を突破するために重要なポイントは以下の3つです。
- 選考対策は早めにスタートする
- 自己分析は中途半端に終わらせない
- 行き詰まったら他人の力を借りる
選考対策は早めにスタートする
就職活動の選考は、企業によって早い段階から始まります。
特に大手企業や人気企業では、早期選考やインターンシップが重要な位置を占めており、タイミングを逃すとただでさえ倍率の高い選考のハードルがさらに上がってしまうことになります。
就職活動は大学3年次の5月〜6月ころに始めるのがベストです。
インターンシップの募集がスタートするタイミングなので、ナビサイト等に登録して積極的にインターンシップに参加しましょう。
インターンシップに参加すると、リクルーターがついて選考で有利になったり、早期選考に呼ばれて特別ルートでの選考機会をもらえることがあります。
今からインターンに参加できるようであれば、必ず参加するようにしてください。
自己分析は中途半端に終わらせない
自己分析は、就活の土台となる非常に重要な作業です。
自己分析を通じて、自分がどのような強みや弱みを持っているか把握し、志望動機をより明確にできたり、自己PRを効果的に行えるようになります。
しかし自己分析を中途半端に終わらせてしまうと、自己PRが曖昧になったり、面接で自分のことをうまく伝えられなくなってしまいます。
自己分析をしっかりと行うためには、過去の経験を振り返り、自分がどのような状況で活躍できたのか、どんな人の役に立つことができるのかを掘り下げて考えることが大切です。
同時に、苦手なことや強みを発揮しづらい環境などについても理解する必要があります。
自己分析をなんとなく終わらせている就活生は、自分のネガティブな部分と向き合えていない学生が多いです。
自分の強みだけでなく、弱みについても目をそらさずに受け入れ、言語化できいる状態にしましょう。
手っ取り早く自己分析に着手したい人は、OfferBoxの自己分析ツール「Analyzeu+」を使ってみてください。
直感的に回答できる設問に答えるだけで、自分の強みや思考スタイルを把握することができます。
設問数は251問と多いですが、簡単に回答できるものばかりで30分程度で診断結果を確認できます。
行き詰まったら他人の力を借りる
就職活動で行き詰まったら、自分の力だけで解決しようとせず他人の力を借りましょう。
友人や家族、先輩、就活のプロなど、他者からのアドバイスやフィードバックを受けることで、自分の考え方やアプローチを見直すことができます。
就職活動は人生の転機になることもある重要なタイミングです。
一人で解決することにこだわらず、他の人の目線でアドバイスをもらいましょう。
よくある質問
最後に、足利銀行に関するよくある質問について解説します。
足利銀行の年収はどのくらい?
現在足利銀行の年収は公開されていませんが、過去の有価証券報告書を確認すると以下のような実績であり、平均年収は少なくとも620万円前後であると考えられます。
期間 | 平均年収 |
2014年3月期 | 616万円 |
2015年3月期 | 631万円 |
2016年3月期 | 628万円 |
日本国内の平均年収460万円を大きく上回っており、高年収が期待できる企業です。
足利銀行の残業時間は多い?
足利銀行が採用サイト等に掲載している情報によると、足利銀行の平均残業時間は17.1時間です。
厚生労働省が実施している2023年の毎月勤労統計調査によると、日本の一般労働者の平均残業時間は13.8時間なので、足利銀行は一般的な企業と比べてやや残業が多いと言えます。
しかし、早帰りデーの設定や有給取得が奨励されているなど、プライベートとのバランスを取りながら働ける環境のようです。

毎週水曜日は早帰りデーということで定時退行。
これまで在籍した店舗はほぼ全員定時で帰れていた。
コロナ前は水曜に同僚や先輩たちと飲みに行くことが多かった。
また、年3回程度、早帰りウィークとして18時までに退行する週が設けられていた。
銀行は土日祝は必ず休みであり、有給も年間10日(そのうち5日は連続休暇)を必ず取得するよう上司から強く言われ(支店の業績評価に関わるため)、意外と平日休みも作ることが出来る。
そのため仕事とプライベートのバランスは取りやすいと思う。
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