七十七銀行は宮城県仙台市に本店を置く地方銀行で、地元の就活生を中心に人気の高い企業です。
・高学歴の学生しか入社できないの?
・自分と同じ大学からも採用実績はある?
こんな風に考えている就活生も多いのではないでしょうか?
結論からお伝えすると、七十七銀行は幅広い大学から採用しており、高学歴の学生だけを採用しているわけではないと言えます。
学歴に自信がない人でも、しっかり就活対策をすることで内定を獲得することは可能です。
逆に、学歴があってもなくても、就活対策をせずに内定を獲得するのは困難です。
本記事では、選考対策のポイントや対策に役立つサービスを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
\おすすめのサービスはこちら/
七十七銀行について
まずは、七十七銀行の事業や理念について説明します。
会社概要

七十七銀行は宮城県を中心として、秋田県、岩手県、福島県などに計143店舗を展開する地方銀行です。東北企業のメインバンクとして高いシェアを獲得しています。
一般的な銀行と同様に、預金・貸出、為替・国際業務、証券業務、信託業務などの金融サービスを提供し、地域の中小企業や個人のお客さまの生活を支えています。
会社名 | 株式会社七十七銀行 |
設立 | 1878年12月 |
代表者 | 代表取締役頭取 小林 英文 |
事業内容 | 普通銀行業務 |
所在地 | 〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央3丁目3-20 |
七十七銀行の理念
七十七銀行の経営理念は以下の通りとなっています。
行是
銀行の使命は、信用秩序の維持と預金者保護の精神を旨とし、自らの創意と責任において資金の吸収と信用の創造を行ない、 もって国民経済の発展に寄与することにある。
この公共的使命に基づき、当行は地方銀行として、自己の利益と公共の利益との調和をはかりながら、地域社会に貢献する。
以上の理念に立脚し、ここに当行に職を奉ずるもののよるべき軌範を定める。
一. 奉仕の精神の高揚
銀行の発展は、地域社会の繁栄とともにあることを認識し、つねに奉仕の精神の高揚につとめる。
一. 信用の向上
銀行の生命は信用にあることを銘記し、つねにその向上につとめる。
一. 和協の精神の涵養
和協の精神は、職務遂行の根幹であることを自覚し、つねにその涵養につとめる。
引用:七十七銀行
七十七銀行の採用大学・就職難易度
それでは、七十七銀行の採用大学や就職難易度について解説していきます。
七十七銀行の採用大学
七十七銀行は、以下の大学から採用実績があります。
愛知学院大学、青森大学、青森公立大学、青山学院大学、秋田大学、亜細亜大学、石巻専修大学、茨城大学、茨城キリスト教大学、岩手大学、岩手県立大学、宇都宮大学、桜美林大学、大阪工業大学、大阪市立大学、小樽商科大学、お茶の水女子大学、神奈川大学、金沢大学、鹿屋体育大学、関西大学、関西外国語大学、関西学院大学、関東学院大学、学習院大学、学習院女子大学、慶應義塾大学、甲南大学、神戸大学、國學院大學、国際教養大学、国際武道大学、国士舘大学、駒澤大学、埼玉大学、札幌大学、静岡大学、芝浦工業大学、首都大学東京、尚絅学院大学、昭和女子大学、白百合女子大学、信州大学、実践女子大学、上智大学、成蹊大学、成城大学、専修大学、仙台大学、仙台白百合女子大学、創価大学、高崎経済大学、玉川大学、大東文化大学、千葉大学、千葉商科大学、中央大学、中央学院大学、中部学院大学、筑波大学、つくば国際大学、津田塾大学、都留文科大学、帝京大学、電気通信大学、東海大学、東京大学、東京家政大学、東京学芸大学、東京経済大学、東京国際大学、東京女子大学、東京農業大学、東京農工大学、東京理科大学、東北大学、東北学院大学、東北公益文科大学、東北工業大学、東北福祉大学、東洋大学、常磐大学、苫小牧駒澤大学、富山大学、同志社大学、獨協大学、名古屋大学、新潟大学、新潟県立大学、日本大学、日本女子大学、日本女子体育大学、日本体育大学、白鴎大学、一橋大学、弘前大学、フェリス女学院大学、福島大学、法政大学、放送大学、北翔大学、北海道大学、北海道教育大学、宮城大学、宮城学院女子大学、宮城教育大学、武蔵大学、明治大学、明治学院大学、山形大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立正大学、立命館大学、琉球大学、龍谷大学、流通経済大学(茨城)、早稲田大学
難関国立大学や早慶上智、MARCHといった高学歴層に限らず、多様な大学から採用実績があります。
七十七銀行に学歴フィルターはなく、選考対策を行って面接でアピールできれば、内定獲得のチャンスは十分にあります。
七十七銀行の就職難易度
七十七銀行の新卒採用人数は100名前後で、推定倍率は25〜30倍程度であると考えられます。
東北地方の就活生を中心に人気が高いため、しっかりと選考対策をしてエントリーしなければ内定を獲得するのは難しいと言えます。
倍率が高いため、なるべく早い時期から自己分析や企業分析などの選考対策をスタートし、できればインターンシップに参加するようにしましょう。
七十七銀行の選考フロー
ここからは、七十七銀行の選考フローについて解説します。
七十七銀行の選考フロー
七十七銀行の選考フローは以下の通りとなっています。
- 応募コース選択
- エントリーシート
- 適性検査
- 筆記試験
- 面接
- 内定
応募コース選択
足利銀行では、本部およびすべての営業店に配属可能性があるFコースと、転居を伴う異動のないAコースの2コースが用意されています。
それぞれのコースは一定期間経過後に転換することが可能です。
初期配属や業務内容に大きな違いはありませんが、初任給や手当などに差があるので、自身のキャリアイメージを考慮してエントリーコースを選択しましょう。
エントリーシート
就職座談会に参加したら、エントリーシートを提出します。
どの企業でも聞かれるような項目についてはあらかじめ準備しておきましょう。
- 自己PR
- 長所・短所
- ガクチカ
- 大学での専攻
適性検査
七十七銀行の選考では適性検査が実施されます。
苦手意識を持っている人も多い適性検査ですが、しっかりと対策すれば必ず合格ラインに到達することができます。
エントリーシートや面接と違って適性検査には解法や正解があり、繰り返し対策することで必ず力をつけることができます。
適性検査にはSPIや玉手箱などいくつか種類があるので、実施される適性検査に応じた対策本を購入する必要があります。
七十七銀行で採用されている適性検査は「SPI」です。
SPIは最も一般的な適性検査で、多くの企業の採用選考で利用されています。
SPI対策の王道は1つの対策本で反復練習することです。
ある程度の問題数が収録されている問題集を購入して繰り返し解きましょう。
問題集タイプでおすすめの対策本は、「オフィス海」の「2026最新版 史上最強SPI&テストセンター1700題」です。
過去の出題形式にもとづいて頻出問題をまとめてある問題集で、言語問題・非言語問題合わせて1700問と十分な問題数が収載されているため、1冊を反復学習するのにうってつけです。
\おすすめのSPI対策本/
問題集タイプの対策本の解説を見ても理解が難しい場合は、出題パターンごとに詳しい解説が載っている解説本タイプの対策本を合わせて購入し、解法を理解してから問題集タイプの対策本に取り組むのがおすすめです。
解説本タイプでおすすめの対策本は、「SPIノートの会」の「これが本当のSPI3だ!【主要3方式〈テストセンター・ペーパーテスト・WEBテスティング〉対応】」です。
主要な受検方式すべてに対応しており、理解しやすい講義形式の解説で頻出の範囲から対策できるので、効率よく得点を伸ばすことができます。
\おすすめのSPI解説本/
頻出の形式から対策することができ、問題形式ごとの解法も丁寧に解説されているため、SPIの対策を一から始める人におすすめの対策本です。
面接
エントリーシートと適性検査を通過したら、複数回面接が行われます。
面接は答えが決まっておらず、対策が難しい選考だと言えるでしょう。
面接対策のポイントは、自信がつくまで繰り返し練習することと、誰かに面接官役をやってもらい客観的な意見をもらうことです。
模擬面接の面接官役は大学のキャリアセンターで依頼できます。
また、就活エージェントを利用すればプロ目線のアドバイスをもらうことができるので、面接に苦手意識がある人は登録しておきましょう。
選考対策のポイント
就活生からの人気が高く就職難易度の高い企業の内定を獲得するためには、他の就活生を差をつける対策が必要です。
競争が激しい中で、単に応募するだけではなく、準備や対策を早い段階から計画的に進めることが大切です。
難関企業を狙う就活生が選考を突破するために重要なポイントは以下の3つです。
- 選考対策は早めにスタートする
- 自己分析は中途半端に終わらせない
- 行き詰まったら他人の力を借りる
選考対策は早めにスタートする
就職活動の選考は、企業によって早い段階から始まります。
特に大手企業や人気企業では、早期選考やインターンシップが重要な位置を占めており、タイミングを逃すとただでさえ倍率の高い選考のハードルがさらに上がってしまうことになります。
就職活動は大学3年次の5月〜6月ころに始めるのがベストです。
インターンシップの募集がスタートするタイミングなので、ナビサイト等に登録して積極的にインターンシップに参加しましょう。
インターンシップに参加すると、リクルーターがついて選考で有利になったり、早期選考に呼ばれて特別ルートでの選考機会をもらえることがあります。
今からインターンに参加できるようであれば、必ず参加するようにしてください。
自己分析は中途半端に終わらせない
自己分析は、就活の土台となる非常に重要な作業です。
自己分析を通じて、自分がどのような強みや弱みを持っているか把握し、志望動機をより明確にできたり、自己PRを効果的に行えるようになります。
しかし自己分析を中途半端に終わらせてしまうと、自己PRが曖昧になったり、面接で自分のことをうまく伝えられなくなってしまいます。
自己分析をしっかりと行うためには、過去の経験を振り返り、自分がどのような状況で活躍できたのか、どんな人の役に立つことができるのかを掘り下げて考えることが大切です。
同時に、苦手なことや強みを発揮しづらい環境などについても理解する必要があります。
自己分析をなんとなく終わらせている就活生は、自分のネガティブな部分と向き合えていない学生が多いです。
自分の強みだけでなく、弱みについても目をそらさずに受け入れ、言語化できいる状態にしましょう。
手っ取り早く自己分析に着手したい人は、OfferBoxの自己分析ツール「Analyzeu+」を使ってみてください。
直感的に回答できる設問に答えるだけで、自分の強みや思考スタイルを把握することができます。
設問数は251問と多いですが、簡単に回答できるものばかりで30分程度で診断結果を確認できます。
行き詰まったら他人の力を借りる
就職活動で行き詰まったら、自分の力だけで解決しようとせず他人の力を借りましょう。
友人や家族、先輩、就活のプロなど、他者からのアドバイスやフィードバックを受けることで、自分の考え方やアプローチを見直すことができます。
就職活動は人生の転機になることもある重要なタイミングです。
一人で解決することにこだわらず、他の人の目線でアドバイスをもらいましょう。
よくある質問
最後に、七十七銀行に関するよくある質問について解説します。
七十七銀行の年収はどのくらい?
七十七銀行の平均年収は有価証券報告書で開示されており、2024年3月期の有価証券報告書によると、七十七銀行の平均年収735万円です。
日本国内の平均年収460万円を大きく上回っており、高年収が期待できる企業です。
七十七銀行の残業時間は多い?
七十七銀行が就活サイト等で公開している情報によると、七十七銀行の平均残業時間は17.4時間です。
厚生労働省が実施している2023年の毎月勤労統計調査によると、日本の一般労働者の平均残業時間は13.8時間なので、七十七銀行は一般的な企業と比べて残業がやや多いと言えます。

所属部署にはよるが、基本的には休みは取りやすい環境。
年2回制度休暇で9連休が取れるほか、必ず取らなければいけな有給が他にもあり。
残業時間はこれも所属部署によるが、月20時間程度。
残業時間は厳しく管理されている。
裏を返せば、残業して片付けなければいけない業務があっても、管理が厳しいが故に残業ができないということも多い。
\おすすめのサービスはこちら/